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のびのびとした保育とは…?

まだまだ、日中子どもたちとお外にいると真っ黒に日焼けします。今年の暑さは手ごわいですね…。今回はまた、前半で保育に関するお話、後半で芋ほり体験のお話をします。

さて、私は先生方に、「のびのびとした保育をしてくださいね」と声をかけます。

のびのびとした保育とは、「子どもが大人の管理から一歩外れ、主体的かつ自由に、興味関心を持って遊びや生活に取り組むこと」だと思っています。つまり、「子どもが、子どもたちの世界で生きる保育」という事です。

子どもが子どもたちの世界で生きるとき、子どもは自分たちで考えます。

一方で、大人が決めたルールや法則、大人が決めた計画・活動、大人が決める評価の中で子どもが生きる場合、子どもたちが自由に考えられる余地はほとんどありません。「大人に褒められるには?」、「大人に怒られないようにするには?」なんてことばかり考えているかもしれません。

こういった子たちは、大人に正解を刷り込まれて、大人の尺度に照らして判断しているだけです。私たちは、大人のいう事を聞く”おりこうさん”を育てたいわけではありません。自分で考え、判断し、適切な行動が出来る子どもに”自分たちの力で”育ってほしいのです。

自分たちの力でとは言いましたが、もちろん保育者はただの傍観者ではなく、意図やねらいを持っています。そのため、保育者は遊びや生活の場面で必要最低限の誘導や調整などの支援を行います。

このとき、保育者は「正解を知っている大人の立場」からではなく、「最適解をともに追い求める仲間の視点」から働きかける必要があります。必要最低限の疑問を投げかけたり、思考の種を蒔いたりすることで、子どもの思考力や探求心が育っていくのです。

ついつい、親切心で先回りして正解を教えちゃったり、困らないように手をまわしちゃったりしてしまいますが、「今は育つとき・・・!」と、ぐっとこらえられるようになりたいですね。

 

 

今日は芋ほり体験でした!

以上児さんは歩いて10分程度の畑へ。芋畑について子どもが一言「芋どこ?」。確かに、眼前に広がるのはただの畑です。土の中に眠っていると知り、早速元気いっぱいにほり始める子どもたち。

始めはスコップでガシガシ掘り進めて、芋を傷つけて落ち込んでいましたが、だんだんと上手になり、最後はきれいな形のお芋がいくつも採れていました!

虫取りやトカゲ取りに夢中な子もいて、芋ほり体験とは…?な状態も一時ありましたが、いつもと違う場所に行き、保育園にはいない「虫の幼虫」や、「トカゲ」などの生き物に触れ合うことも貴重な体験だなと思い、一粒で二度美味しい芋ほり体験でした。

少し腐ってしまっている芋もありましたが、みんなたくさんのお芋を持って帰ることができ、満足そうでした!行事の日程が前倒しとなり、保護者の皆様にはご迷惑をおかけしましたが、ご協力ありがとうございました!

↑帰り道はみんなヘトヘトでした。笑

いよいよ、運動会が近づいてきています。

今週は運動会リハーサルもあります。行事に向けて、子どもたちのワクワクと楽しみな気持ちを高めていきたいと思います!

今週もよろしくお願いいたします!

園長